FC2ブログ

私は貝になりたい

 02, 2008 17:30
観てきました。映画の日だから1,000円。
連日のしつこいほどの宣伝(笑)と、中居くん主演ということもあって、公開前(撮影中からも)あちこちで話題になっていましたね。
特に事前に下調べもせず、結末も知らずに観に行きました。
(有名なお話ですが、タイトルを知っているぐらいで内容を知らなかったのです。)

公式サイト
http://www.watashi-kai.jp/index.html



観てよかった、けど、
あまりにも暗くて、救いのない映画です。

悲しくて、あまりにも悲しくて かわいそうで 涙が止まりませんでした。
エンディングがあまりにも衝撃的で、映画が終わった後もショックが大きくてしばらく席を立てませんでした。
もし一人で見ていたら号泣していたと思います。

戦争の悲惨さ。冤罪で死刑になるという人生の不条理。
心にズシーンと重くのしかかるテーマです。
「なぜそうなるの?なぜ彼が…!?」 腑に落ちませんでした。
見た後、この怒りとか悲しみをどこにぶつけたらいいのだ!?って感じになって、どうしたらいいかわかんなくて。後味の悪さが残りました。
あの時代の裁判の背景を知らないからか、少し難しかったです。
最後の、「私は貝になりたい」……この台詞が、胸に突き刺さりました。

昨日見たばかりなので、頭の中でまだ整理できていなくて うまく言葉になりません。
あまりにもショックが大きすぎて、何ていったらいいのかわからない。
もう少し時間が経ったら冷静に感想を書けるかも、また違う意見が出てくるかもしれません。

以下、ネタバレありの感想。

いやー、ほんとに、衝撃的な映画だった。

空襲のあと、焼け野原に子どもたちの遺体を人形のように積んでいくシーン。
なんて悲惨なんだろう…。

最後、吊られるところまで映ったのにはびっくりした。
死刑執行のシーンは見ていてつらい。「グリーンマイル」みたいに長くなかったからまだマシだったけど、やっぱりグロい。
あそこまで描く意味があったの? いや、あったんだろう。けど、やっぱり見ていてつらかった。
冤罪だしな…。
あそこまで映るって知っていたらそのシーンだけ目をつぶっていたかもしれない見た後ドーンと落ちてしまった。ちょっと鬱入った。

遺書のシーンの、中居くんの目。ちょっとホラーで怖かった。
13階段を登っていって、家族の写真を見ようとしたときに黒い布かぶせられたとき、戦慄が走った。
悲しかった。

もう一度、家族に会わせてあげたかったな。
減刑になったと思ったのに。

見た後、後味の悪さが残った。いい映画だけど。
再審→減刑ってストーリーだったらな…
最後はハッピーエンドがよかった。

「できることなら、手が一本、足が一本もげてもいいから もう一度みんなと一緒に暮らしたい」
その願いが叶うことはなかった。
土佐では、主人の帰りをひたすらに健気に待ち続ける妻と子。
死刑執行のあと、主人からの遺書が届いて、どんな気持ちになったんだろう…。
そのあと同じ房にいた人たちの刑も執行されたのかなぁ…。

中居くんの演技は、最初はバラエティの中居くんのイメージと重なってしまったけど、だんだんシリアスなシーンが増えるにつれ、豊松という一人の人間に見えてきた。
豊松さんという人は元々は明るい男の人なのだろうな…。
仲間さんもすばらしかった。美女すぎるけど。房江さんは献身的で芯の強い女性なんだなぁと。
草くんが出てきたときは、「あ、スマップだ」と思ってしまって一瞬現実に引き戻されたけど、演技がすばらしかった。
鶴瓶さんもよかった。

いい映画だけど、リピートはしないかな。つらすぎる。
美しい日本の風景に癒されたけどね。
関連記事

WHAT'S NEW?